ふすまの張り替え中

      2016/03/31

古く薄汚れた廊下や部屋のふすまを新しく張り替えました。
古いふすま紙をはがすと、その下から明治時代の書類が…
明治三十年に結婚した人が19組、出生したのが何人…など役場の書類が貼り付けられていました。
文政時代の統計も載ってる(°_°)
いったい何年前?
それにしても真っ白で厚みがあるすごくいい紙。
この時代にこんなにいい紙を使っていたのか…
筆でこんなにきれいな字を書いててすごいなぁ…
などと歴史を肌で感じながら、ふすま張りは続く…
引き手の土台部分の木も割れていて、引き手がグラグラ。
そりゃ100年も前のものなら当たり前か。
補修をして、とりあえず12枚のふすま張りを完成。
まだまだ張り替えなきゃいけないふすまはたくさん…(-。-;
ふすま紙は、名古屋の会員の方が寄付をしてくださいました。
また、張り替え作業は、古民家を修復したい方々が力を貸してくれました。
皆様の力で深見荘は歴史を引き継ぎながら生まれ変わっています!

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